ニュース

レピカ、情報漏えい対策ソリューションでラネクシーと連携

 株式会社レピカは20日、情報漏えい対策ソリューション分野での株式会社ラネクシーとの協業を発表した。レピカの個人情報検出ソフト「P-Pointer」と、ラネクシーのPC操作ログ収集・管理ソフトウェア「MylogStar」が連携し、個人情報ファイルの特定およびそのファイルに対する操作の証跡管理が可能となる。

 マイナンバー制度の施行に伴い、企業には特定個人情報を含むファイルを適切に取り扱い、管理することが求められる。

 今回の連携では、「P-Pointer」がPC・ファイルサーバー内の個人情報ファイルを洗い出し、その「ファイル名」「ファイルパス」に対して読み込みやコピーなどの行為が発生した際に通知するように、「MylogStar」を用いてアラート設定を行う。これにより、権限の無いユーザーが社内の重要な個人情報ファイルにアクセスした場合、システム管理者へアラートが通知されるようになる。

 また、社内の個人情報データが持ち出された場合でも、「P-Pointer」と「MylogStar」を導入していれば、その個人情報ファイルのデータ内容と持ち出したユーザーやその流出経路を特定できるため、リスクの要因をすぐに把握できるとしている。

連携イメージ

三柳 英樹