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LINE世代に向けた企業用メッセンジャーサービス「Beat Messenger」

 株式会社Beat Communicationは21日、企業向けのクラウド型メッセンジャーサービス「Beat Messenger」を、同日より提供すると発表した。

 Beat Messengerは、コンシューマ向けのLINEのようなインターフェイスを備え、1対1はもちろん、複数対複数のトーク機能を利用できるメッセージアプリ。LINEと同様の既読機能を備え、相手がメッセージを閲覧したかどうかがわかる。

 また、企業向けであるため、ユーザー管理機能や、利用端末を管理画面側で制御するデバイス管理機能などを搭載し、社員が端末を紛失してしまっても、不正アクセスによる情報漏えいを防げるとした。

 Beat Communicationでは、同社が提供しているストック型社内SNS「Beat Shuffle」と連係することで、情報やナレッジなどの蓄積情報(ストック情報)はBeat Shuffleで共有し、日々の業務連絡といった即時性が求められる発信情報(フロー情報)はBeat Messengerで行う、といった利用法を提案。Beat Shuffleの利用者はそのままユーザー情報が同期され、Beat Messengerを利用できる仕組みも搭載する。

 価格は、100ユーザーで月額5万円から。対応端末は、iOS 7以降搭載のiPhone、Android OS 4.1以降のAndroid端末で、App StoreやGoogle Playから入手できる。

 なおBeat Communicationでは、2015年度中に新規で100社への導入を目標としている。

石井 一志