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柔軟な権限管理に対応した情報漏えい対策ソフト「Pirates Buster for Active WebPage 8.1」

 株式会社ティエスエスリンク(TSS LINK)は21日、情報漏えい対策ソフト「Pirates Buster for Active WebPage」の新版「同 Ver.8.1」、および柔軟な権限管理を実現する「クライアント管理オプション」を、同日より販売開始すると発表した。

 「Pirates Buster for Active WebPage」は、Web上のHTML/PDF/Flash/Microsoft Office/DocuWorks文書ファイルに対し、印刷/コピー/ダウンロード(保存)を禁止して、Webブラウザからの情報漏えいを防止するセキュリティ製品。Webコンテンツとしてビジネスで利用される幅広い文書データに対してセキュリティを強化できるので、さまざまなWebシステムに適応可能という。

 今回の新版では、Adobe Acrobat DC/Adobe Acrobat Reader DCをサポートしたほか、「クライアント管理オプション」を利用して、Web共有コンテンツに対し、「グループ/ユーザー単位」「端末単位」での利用制限を実現できるようになった。これにより、例えば、社内の業務ポータルに対して「役員のPCだけは利用制限をかけたくない」「アルバイトのPCだけ閲覧禁止にしたい」など、組織や社内事情に応じた柔軟な利用に対応するとのこと。また「IPフィルター」機能を利用すれば、社外利用を制限したいコンテンツに対して端末単位で許可/禁止を設定し、手早くアクセス制限が行えるとした。

 なお、グループ/ユーザー管理をスムーズに行うために、Active DirectoryやLDAPの登録情報をLDIFインポートできる機能や、ユーザー登録データベースのバックアップ/リストア機能、ログ機能も装備している。

 対応するクライアントOSは、Windows 8.1/8/7/Vista。

 価格は、Pirates Buster for Active WebPageの基本パッケージ(Model 100:100ライセンス)が100万円(税別)から。「クライアント管理オプション」は100ライセンスで50万円(税別)から。別途、保守費用が必要となる。また、Microsoft Office/DocuWorksファイルの保護機能は有償オプションとして提供されるとのこと。

石井 一志