VMware vCloud AirとSINET4の接続サービス、ヴイエムウェアが提供

　ヴイエムウェア株式会社は、ハイブリッドクラウド基盤「VMware vCloud Air」と、国立情報学研究所（NII）が構築・運用している学術情報ネットワーク（SINET4）との接続サービスを、7月7日から提供開始すると発表した。

　SINET4は、日本全国の大学や研究機関の学術研究、教育活動を支える学術情報基盤で、日本国内の700以上の大学や研究機関が加入しており、研究者や学生など200万人以上のユーザーに利用されている。

　今回、ヴイエムウェアでは、vCloud Airが新たにSINET4の「クラウドサービス提供機関」として認証されたことを受け、接続サービスを提供。SINET4に加入している大学や研究機関は、SINET4経由でvCloud Airにアクセスできるようになる。

　なお、SINET4に加入している成城大学では、学内のプライベートクラウドとSINET4を利用したハイブリッドクラウド環境を構築するためのクラウドサービスとして、vCloud Airを利用することが決定しているとのこと。