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公開メールに対する標的型攻撃対策、サイバートラストの「Public opened Email Protection」

 サイバートラスト株式会社は24日、公開メールアドレスへの標的型攻撃メールを検知・隔離するサービス「Public opened Email Protection」を提供開始すると発表した。

 「Public opened Email Protection」は、標的型攻撃メールの脅威を見える化して隔離する、クラウド型の運用サービス。サンドボックス技術を利用し、添付ファイルとメール本文のリンクを仮想環境で実行することにより、ウイルス対策ソフトなど従来の手法では見つけにくかった脅威も発見して、安全に隔離できるという。また、リンクをうっかりクリックしてマルウェアに感染してしまうような、ヒューマンエラーの防止にも役立つとした。

 クラウドサービスとして提供されるので、システムの設定や運用はサイバートラストに任せられるほか、メールアドレス単位で容易に導入できる点も特徴で、採用窓口、IR窓口、広報窓口、各種問い合わせ窓口といった公開アドレスへの導入に適しているとのこと。

 なお、アラートを解析してレポートする「アラート解析サービス」も、別途用意されている。

石井 一志