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エアラインで培ったノウハウを生かす、JALインフォテックのIT資産管理ソフト新版

 株式会社JALインフォテックは24日、IT資産管理ソフトウェアの新版「PalletControl 7.1」を、同日より受注開始すると発表した。

 「PalletControl」は、企業車内にあるIT資産を管理するためのソフトウェア。長年、日本航空(JAL)のPC管理業務を行ってきたJALインフォテックのノウハウをつぎ込み、“専門知識を持たない管理担当者でも簡単に管理業務が行えるシステム”をコンセプトに開発したという。

 具体的には、シンプルな画面と目的から探せるメニュー構成は直観的に操作でき、欲しい情報をすぐに収集可能。台帳の作成や配布設定もマウスで簡単に操作できる。またソフトウェア配布では、ソフトウェアごとに期間の設定や、実行回数、実行タイミングを指定できるので、状況に合わせて計画的に配布を行えるとした。

 今回の新版では、一般社団法人ソフトウェア資産管理評価認定協会(SAMAC)が提供するソフトウェア情報を収集した辞書(ソフトウェア辞書)との連携機能を搭載。収集したソフトウェアを効率的に分類し、管理すべき対象を明確にできるという。

 また、ソフトウェアライセンス管理にグループ管理機能などが追加され、スイート製品や、複数のバージョンなどを1つのライセンスで管理したい場合は、ソフトウェアをグループ化して管理できるようになった。

 さらに、プリンタやネットワーク機器など、エージェントをインストールできない機器も資産管理台帳に登録して管理できるように改善している。

石井 一志