NTT東日本、専用線と同等品質を安価に提供する「ビジネスイーサ プレミア」を12月にも提供

　東日本電信電話株式会社（NTT東日本）は、イーサネットサービスの新メニューとして、従来の専用線と同等の品質を安価に提供する「ビジネスイーサ プレミア」を追加し、12月をめどに提供開始すると発表した。

　「ビジネスイーサ プレミア」は、帯域保証・高信頼・低遅延といった従来の専用線と同等の品質の通信を、広域イーサネットの技術をベースにすることで安価に実現した通信サービス。現在提供中の「ビジネスイーサ ワイド」に比べて、さらに信頼性の高いプライベートネットワークの構築が可能になるという。

　具体的には、帯域を完全に専有するほか、SLAとして、「ビジネスイーサ ワイド」で提供している「故障回復時間」「遅延時間」「稼働率」に加え、「開通遅延」「故障通知」「重複故障」を設定することで、サービス品質を高い水準で保証する。

　また、中継区間で故障が発生しても経路切り替えなどによる瞬断が50ms以下ですむほか、中継区間において短い通信経路を選択・設定することで、低遅延を実現しているとのこと。

　2拠点間での料金例（税別）は、1Mbpsの場合で月額16万円から、10Mbpsで月額33万円から、100Mbpsで90万円から、1Gbpsで240万円から。また、1拠点あたり2万7100円からの初期費用が必要となる。

　提供エリアは、新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の17都道県。