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企業向けファイル共有クラウド「Amazon WorkDocs」、東京リージョンで利用可能に

 米Amazon Web Services(AWS)の日本法人アマゾン データサービス ジャパン株式会社は3日、文書保管・共有クラウド「Amazon WorkDocs(旧名:Amazon Zocalo)」が東京リージョンでも利用可能になったと発表した。

 Amazon WorkDocsは、各種文書の保存と共有を目的とした企業向けのファイル共有サービスデータを保存したり共有したりするだけでなく、コラボレーション機能により、チーム内でドキュメントのレビューを行うこともできる。またマルチデバイスをサポートしているため、外出先からモバイルデバイスで作業することも可能だ。

 ファイルの共有については、Webベースのユーザーインターフェイスから簡単に行え、組織外のユーザーには閲覧者の権限を、組織内のユーザーにはそれに加えて共同編集者や、共同所有者の権限を付与することができる。

 また、既存のActive Directory(AD)との連携をサポートしているほか、既存のADとの連携が必要ない場合は、AWS Directory ServiceのSimple ADを利用すれば、すぐに使い始めることが可能という。

 東京リージョンでの価格は、1ユーザーあたり月額7ドルで、各ユーザーは200GBのストレージを利用できる。なお、最大50ユーザー分を30日間無料で試せるトライアルも提供されているとのこと。

石井 一志