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ブルースター、SecPointの脆弱性診断ツールを国内企業向けに販売

 ブルースター株式会社は、デンマークSecPointの脆弱性診断ツールを日本の脆弱性診断ベンダーおよび一般企業に6月1日より販売すると発表した。

 PCやサーバー、ネットワーク機器、SIP電話機、複合機、モバイルデバイスなど、ネットワークに接続されている様々な機器に対して、6万件強の脆弱性情報をもとにした各種の脆弱性診断を行える製品。診断項目をプルダウンで指定して、手動または定期的な診断を行える。

 脆弱性情報は毎月500件強が追加され、700件以上のエクスプロイトも診断可能。DoS攻撃やDDoS攻撃のエミュレーション機能、社内Wi-Fiネットワークのパスワード強度の診断、PDFやXMLによるレポート生成機能などを備える。

 小規模から中規模までに対応するソフトウェア版(Windows/Mac/Linux/VMware/Hyper-V)製品と、大規模な脆弱性診断が行えるアプライアンス製品をラインナップ。ライセンス価格(税別)は、ソフトウェア版が1IP年額6万4000円、アプライアンス製品が4IP年額19万3000円など。なお、製品はクラックツールとしても利用可能であるため、販売先は法人に限定され、販売先を特定するため直販のみの対応となる。

三柳 英樹