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ソフォス、クラウド型統合セキュリティ「Sophos Cloud」の日本語版

 ソフォス株式会社は21日、クラウド型統合セキュリティソリューション「Sophos Cloud」の日本語版を発表した。すでに英語版は提供開始されていたが、今回、各製品を管理するクラウド上の管理コンソールが日本語化されたという。

 Sophos Cloudは、エンドポイント向け、モバイル向け、サーバー向けのセキュリティ製品を一括して提供可能なセキュリティソリューション。クラウド上の管理コンソールを用いて、Windows、Macからモバイルデバイスまで、すべてのエンドポイント、モバイルデバイスとサーバーのセキュリティ機能を一括して管理可能な点が特徴で、管理コンソールには、直感的に現在の状況が判断できるダッシュボードも装備している。今回、すべての表示が日本語になったことで、セキュリティに関する状況把握、必要なアクション、ポリシーの適用、レポートの作成などが行いやすくなった。

 ラインアップには、4つの単体ライセンスと、1つのバンドルライセンスが用意されており、ユーザーは必要に応じて導入可能。各製品に応じた管理コンソールが標準で利用できる。

 単体ライセンスは、クライアント向けの高機能版「Sophos Cloud Endpoint Protection Advanced」、標準機能版「Sophos Cloud Endpoint Protection Standard」と、モバイルデバイスのアクセス管理やアプリケーション管理などが可能な「Sophos Cloud Mobile Control Standard」、サーバーやストレージに対する保護機能を備えた「Sophos Cloud Server Protection Standard」を提供する。

 一方のバンドルライセンスの「Sophos Cloud Enduser Protection」では、Sophos Cloud Endpoint Protection AdvancedとSophos Cloud Mobile Control Standardを組み合わせ、割引料金で提供している。

 例として、100ユーザー時のライセンス年間価格(以下、すべて税別)は、Sophos Cloud Endpoint Protection Advancedが5200円、Sophos Cloud Endpoint Protection Standardが2980円、Sophos Cloud Mobile Control Standardが3720円、Sophos Cloud Server Protection Standardが7560円。Sophos Cloud Server Protection Standardに1サーバーOSあたり、それ以外は1ユーザーあたりの課金となる。

 またバンドルライセンスのSophos Cloud Enduser Protectionは、1ユーザーあたり6000円。

石井 一志