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ファルコンストア、SDS製品「FreeStor」を6月3日に提供開始

 ファルコンストア・ジャパン株式会社(ファルコンストア)は、水平型SDS(Software-Defined Storage)プラットフォーム「FreeStor」を、6月3日に国内提供開始すると発表した。

 FreeStorは、同社が提供しているストレージサーバー「FalconStor Network Storage Server」をはじめ、CDP(継続的データ保護)機能を提供する「FalconStor Data Protector」、VTL(仮想テープ装置)「FalconStor Optimized Backup&Deduplication」など、さまざまな製品の機能を包含したSDS製品。仮想化、データサービスおよびポリシーベースの自動化を可能にするIntelligent Abstractionコアレイヤによって、アプリケーションやデータ、ワークロードを物理ハードウェア、ネットワークおよびプロトコルから切り離しているという。

 具体的には、x86サーバーにインストールするソフトウェアとして提供され、最小2ノードから最大128ノードまでのスケールアウトに対応。このソフトウェアによってストレージ化した複数のx86サーバー(FreeStor Storage Server)でクラスタ(プール)を構成し、プールから任意の容量をボリュームとして切り出して使用する。

 利用料金は、年間サブスクリプションによるTB単位の価格体系で提供され、24時間365日のサポート、基本インストールおよびソフトウェアアップグレードが付属する。参考価格(税別)は、月額約8.3円/GB(年間10万円/TB)から。

石井 一志