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アライドテレシス、セキュリティルータ新製品にKasperskyのウイルス対策エンジンなどを搭載

 アライドテレシス株式会社と英Kaspersky Lab UK(以下、Kaspersky)は、アライドテレシスが近日提供を予定している次世代型ファイアウォール機能を備えたUTM/VPNルータ「ARシリーズ」に、カスペルスキーの「Kaspersky Anti-Virus」および「Kaspersky SafeStream II」を搭載すると発表した。この新製品によって、エンタープライズ市場におけるセキュリティソリューションを提供するという。

 新製品では、URLフィルタリング、Deep Packet Inspection、IPレピュテーション、IDS/IPSなどのセキュリティ機能を提供するが、さらにKaspersky Anti-Virusを利用することにより、トロイの木馬やワーム、ルートキット、スパイウェア、アドウェアなどからシステムを保護できる。またKaspersky SafeStream IIでは、ゼロデイマルウェアやサーバーマルウェア、Webマルウェア、ドライブバイダウンロードなどに対する防御機能を提供できるとのこと。

 両社では、ARシリーズにKasperskyのウイルス対策/マルウェア対策のエンジンを搭載することにより、広範なウイルス/マルウェアへの対策を行えるようになるとしている。

石井 一志