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トライポッドなど4社、文書の安全な持ち出しを可能にする「SecureFiles+」

 トライポッドワークス株式会社(以下、トライポッド)は23日、株式会社ウィップス(以下、Wips)、株式会社Core(以下、Core)、株式会社ネスコの3社と協業し、機密性の高い社内ドキュメントを安全に持ち出し可能にするソリューション「SecureFiles+(セキュアファイルズプラス)」を共同開発したと発表した。日本ユニシス株式会社が先行して販売を開始する。

 「SecureFiles+」は、トライポッドの企業向けオンラインストレージ「GIGAPOD」をファイル共有基盤とし、Wipsが各社の製品をインテグレーションしたセキュリティソリューション。GIGAPODと、CoreのiOS/Andorid向けセキュリティ製品「SecureSynchroService」、ネスコのファイル暗号化製品「DataClasys」が連携し、外部に持ち出すドキュメントを強制的に暗号化して情報漏えいを防ぐという。

 暗号化されたファイルは許可されたユーザーのみが操作可能。操作可能期間を管理者が指定でき、端末側でのコピー、印刷、スクリーンショット取得、メール添付での転送などの禁止を行える。

 導入にあたっては、現在利用しているメールセキュリティシステムなどにそのままプラグインでき、社内のシステム変更が不要な点もメリットとのこと。

 対応環境は、Windows 8.1/8/7とAndroid 4.0以降、iOS 6.0以降。

石井 一志