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デジタルアーツ、クライアント型メール誤送信対策製品のWebメール対応版

 デジタルアーツ株式会社は14日、クライアント型メール誤送信対策ソリューション「m-FILTER MailAdviser」において、Webブラウザ利用時のメール誤送信防止に対応した「Webメール版」を、5月中旬より提供開始すると発表した。

 m-FILTER MailAdviserは、メール誤送信のチェック作業を送信者自身に促すことで、安易なメール誤送信を防止するメール誤送信対策ソフトウェア。PC単体で動作するため、導入時に既存のネットワークやシステムの設定変更は必要なく、従業員のPCにインストールすれば利用できる。また、管理者用GUIツールが用意されており、誤送信防止ルールを部門ごとに一括で作成・変更することも可能という。

 従来は、Outlookなど主要なメーラーに対応した「メーラー版」が提供されていたが、今回、Office 365やGmailなど、Webメール利用時にも対応したWebメール版を新たに提供する。m-FILTER MailAdviserでは、メール送信者が送信ボタンを押した直後にポップアップ画面が起動し、あて先や本文、添付ファイル内容などに間違いがないかのチェック作業をメール送信者自身に促すが、Webメール版でも同様の仕組みに対応するとのこと。

 対応OSはWindows 8.1/8/7/Vista、動作検証済みブラウザはInternet Explorer 10/11、Firefox 30以上。

石井 一志