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新生銀行グループ7社、Oracle EBSで財務会計・管理会計基盤を刷新

さくら情報システムがシステム構築を支援

 日本オラクル株式会社とさくら情報システム株式会社は14日、株式会社新生銀行が、日本オラクルのERP「Oracle E-Business Suite(EBS)」を採用し、Oracle EBSを用いて財務会計・管理会計プラットフォームを刷新したと発表した。新基盤は、2014年10月より稼働を開始しているという。

 新生銀行では、決算早期化や業務効率正確性向上、内外環境変化といった課題に対応するため、財務会計システムの再構築を決断。新生銀行および同行グループ会社6社が共通に利用するプラットフォームとして、新システムを構築した。

 これにより、取引情報と会計残高のひも付けによる決算の早期化、専用元帳の新設とセグメント階層情報の追加による管理会計の高度化、通貨別持ち高の正確な把握、消費税改正や将来の会計基準変更への柔軟な対応などが実現しているという。

 また導入したOracle EBSの選定に関しては、環境変化への柔軟な対応が可能な点や、金融業界の基幹システムとしての実績が豊富なことなどが高く評価されたとのこと。

 なお、システムの構築作業は、さくら情報システムが担当。同社の持つ金融業界向けシステム構築の経験・実績により、短期間での導入を実現したとしている。

石井 一志