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兵庫・姫路市、ネットでのクレジットカード納税を5月開始

 兵庫県姫路市が5月1日からインターネット利用によるクレジットカード納税を開始する。

 姫路市における市民税・県民税(普通徴収分)および固定資産税・都市計画税の納付方法は、従来、金融機関等での窓口納付もしくは口座振替納付に限られていたが、今回、インターネット上でクレジットカード(Visa・MasterCard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners)を利用した納付方法を追加する。

 三井住友カード株式会社および株式会社ジェーシービー(JCB)を指定代理納付者に指定し、株式会社エフレジの提供する公金収納システムを採用して実現。5月1日から利用開始される。

 納税者は、PC・スマートフォンなどで姫路市のWebサイトからクレジットカード決済専用画面にアクセスし、納付書を確認しながら必要事項を入力することでクレジットカード納付手続きが完了する。24時間場所を問わずに納付できるため、利便性が向上。クレジットカード会社の提供するポイントも原則付与されるという。ただし、クレジットカード納付には一定の決済手数料が発生する。手数料は1万円以内で108円、2万円以内で216円など。

 エフレジの公金収納システム「F-REGI 公金支払い」は、全国の地方自治体、行政機関の税金・水道料などの各種料金、ふるさと納税をオンライン決済に納付できるSaaSサービス。北海道から沖縄まで日本全国75以上の地方自治体で採用されている。

川島 弘之