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アセンテック、B5サイズのモバイルシンクライアント端末「mt168」2製品

 アセンテック株式会社は23日、Atrust Computer製のモバイルシンクライアント「mt168シリーズ」2製品を、4月1日より販売開始すると発表した。

 「mt168シリーズ」は、デュアルコアのインテルBay Trail(開発コード名)プロセッサを搭載したB5サイズのモバイルシンクライアント。OSにMicrosoft Windows Embedded 8 Standardを採用し、2GBメモリ、8GBフラッシュメモリ(出荷時オプションで最大64GB)を搭載する「mt168W」モデルと、シンクライアント専用OS「Atrust OS」を採用し、2GBメモリ、4GBフラッシュメモリを搭載した「Atrust mt168L」モデルの2製品を用意する。またmt168Wでは、工場出荷オプションでTPMチップセットを搭載できるので、よりセキュアな利用が可能とした。

 両モデルともに、直感的な操作で設定可能な「Atrustクライアントセットアップ」がプリインストールされており、無償のクライアント管理ツール「Atrustデバイスマネージャー」を利用することで、導入、システム構築、クライアントイメージの配信といったクライアント管理が簡単に行えるとのこと。

 デスクトップ仮想化製品は、VMware Horizon View、Citrix XenDesktop、Citrix XenApp、Microsoft RDP with RemoteFXに対応し、PCoIP/ICA/RDPプロトコルに最適化されている。

 モニタは1366×768ドット表示可能な11.6型液晶で、IEEE 802.11a/b/g/n無線LANに対応。重量は1.18kg。

石井 一志