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IIJグローバルのビデオ会議クラウド、Microsoft Lyncなどと相互接続

 株式会社IIJグローバルソリューションズ(以下、IIJグローバル)は、クラウド型ビデオ会議サービス「COLLABOde!World」に接続可能なコミュニケーション基盤として「Micrsoft Lync」と「Vidyo」を追加し、4月1日から提供を始める。

 COLLABOde!Worldは、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」上で提供するビデオ会議サービス。ビデオ会議端末のレンタル、複数拠点を同時接続するための多地点接続サービス、日本語・英語によるエンドユーザーサポートがパッケージ化されており、ビデオ端末をインターネットやWANに接続するだけで即座に使える。

サービス概要図

 その接続可能なコミュニケーション基盤として「Cisco Telepresenceシリーズ」に対応していたが、「Micrsoft Lync」と「Vidyo」も追加。相互接続の範囲を広げることで、より多くのユーザーの要望に応えられるようにした。

 メリットは、拠点・事業所・取引先ごとに異なるコミュニケーションサービスを利用している場合でも、COLLABOde!Worldを利用することで、統合利用が可能になることだ。また、多地点接続サービスによりセキュリティが確保された状態で社外からビデオ会議に参加できるため、ユーザーは接続時のネットワークや使用する端末種別(PC・スマートデバイスなど)を気にすることなく利用できるという。

 対応製品・ソリューションは、UC端末・UCソフト「Cisco Unified Communications」、ビデオ会議端末「Cisco Telepresence」、ビデオ会議ソフト「Cisco Jabber」「Vidyo」他社サービス連携「Cisco WebEX」「Microsoft Lync」。参考価格は、UC端末・UCソフトで100名のユーザーが利用する場合、月額28万円(税別)から。

川島 弘之