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MIRACLE ZBXのHP ProLiant向けテンプレート、最新のGen9世代に対応

エージェントレスでマルチOS環境を監視可能

 ミラクル・リナックス株式会社は13日、日本HP製サーバーの監視を統合する「MIRACLE ZBX HPサーバ用監視テンプレート(ProLiant DL,ML用)」(以下、ZBX HPサーバ監視テンプレート)が、最新世代の「HP ProLiantサーバー Generation 9」(以下、ProLiant Gen9)に対応したと発表した。

 「MIRACLE ZBX」は、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」をベースとして、ミラクル・リナックスが独自に開発した統合システム監視ソフトウェア。「ZBX HPサーバ監視テンプレート」は、そのオプション製品で、サーバー内部に搭載される管理プロセッサ「HP Integrated Lights-Out(iLO)」のエージェントレス管理機能を活用し、監視エージェントをOS上にインストールせずに、サーバー監視を行える。

 また、SNMPトラップの受信による障害通知が可能なほか、HP ProLiantで動作保証されている各種OSに加えて、CentOSやFreeBSDなど、オープンソースベースのOSが動作している場合であっても、ハードウェアレベルから状態を一元的に管理できるという。

 今回の機能強化により、このオプションが最新世代であるProLiant Gen9に対応。MIRACLE ZBXの複雑な監視設定を意識することなく、システム監視の設定工数を大幅に削減できるようになったとのこと。

 価格は、30台1年パックで36万円(税別)から。

石井 一志