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SCSK、サポートや監視などを付加したMicrosoft Azureベースのクラウドサービス

閉域網接続サービス「ExpressRoute」にも対応

 SCSK株式会社は20日、クラウドサービス「USiZE」のラインアップに、Microsoft Azureを利用したサービスメニューを追加すると発表した。サポート、システム監視などSCSK独自の付加価値サービスを組み合わせ、「USiZEパブリッククラウドモデル(Microsoft Azure)」として、3月より提供する。

 「USiZEパブリッククラウドモデル(Microsoft Azure)」は、Microsoft Azureのクラウドサービスに、利用アカウントの管理、問い合わせサポート窓口、システム監視など、SCSK独自の付加価値サービスを組み合わせて提供するもの。

 この提供開始にあたってSCSKでは、自社のハイブリッドクラウド管理ツール「PrimeCloud Controller」を機能強化し、Microsoft Azureとの統合管理も実現した。これにより、ユーザー企業が保有しているプライベートクラウドなどの既存クラウド環境とMicrosoft Azure環境を連携させ、統合した管理が行えるようになるという。

 また、従量制閉域網接続サービス「USiZE Connect Option」を拡張し、Microsoft Azureの閉域網接続サービス「ExpressRoute」に対応させる。Microsoft Azure環境へ閉域網経由で接続できるようになるため、より安全なクラウド利用が可能になるとのこと。

 なお同社では、今後、既存のアプリケーションやICTインフラの導入・移行作業、既存環境を含めた統合運用監視、コンサルティングなど、Microsoft Azureを活用したサービスを順次リリースするとしている。

石井 一志