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マカフィー、中小規模向けのセキュリティスイート「Endpoint Protection for SMB」

 マカフィー株式会社は19日、最小5ノードから250ノードまで利用できる中小企業向けのセキュリティスイート製品「McAfee Endpoint Protection for SMB」を発表した。2月23日より提供開始される。

 McAfee Endpoint Protection for SMBは、中小規模企業向けに設計された総合セキュリティスイート製品。エンドポイント保護製品のMcAfee Endpoint Security 10.0を用いたマルウェア対策、脆弱性防御、Web制御といった機能や、クラウド対応のセキュリティ管理ソリューション「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO)」を通じたWebベースの管理機能などによって、包括的なセキュリティ強化が図れるという。

 さらに、独自のクラウド型リアルタイム脅威データベース「McAfee Global Threat Intelligence(GTI)」の、リアルタイムに更新される世界規模の脅威情報の活用により、中小企業でも大企業と同水準のセキュリティレベルを実現するとした。

 加えて、将来にわたり、必要に応じてそのほかのセキュリティモジュールを追加できるため、企業のニーズに合わせたセキュリティシステムの拡張にも対応する予定とのこと。なお管理機能は、クラウドベースもしくは従来のオンプレミス型のどちらも使用でき、顧客の環境に合わせた管理方法を選べるとした。

 ラインアップは、Essentialエディションと上位版のAdvancedエディションを用意する。Advancedエディションでは、Essentialエディションの機能に加えて、オンプレミス/SaaSでのメール対策や、モバイルマルウェア対策、モバイル端末管理、Windows/Macのネイティブ暗号化管理といった機能が利用できる。

 価格例は、101~250ノードで1年契約の場合、Essentialエディションが1ノードあたり年間3380円(税別)から、Advancedエディションが年間6760円(税別)から。割安な乗り換え価格も用意されている。

石井 一志