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Webブラウザで高品質なビデオ会議、「Lifesize Cloud」に新機能
(2015/2/18 14:28)
ライフサイズは18日、クラウド型ビデオ会議サービス「Lifesize Cloud」を機能強化すると発表した。併せて、手のひらサイズのカメラ一体型ビデオ会議システム「Lifesize Icon 400」と、さらにシンプルなコラボレーションを実現するビデオ会議サービス「Lifesize Cloud Flex」を投入する。
Lifesize Cloudは、誰もがどこからでも、あらゆるデバイスでビデオ会議が行えるクラウド型サービス。機能強化では、Webブラウザからの直接接続に対応。Firefox、IE、Chrome、SafariなどのWebブラウザからワンクリックで直接、Lifesize Cloudのビデオ通話を開始できる。同じようにMicrosoft Lyncとの相互運用性も向上。LyncクライアントからワンクリックでLifesize Cloud上にホストされている会議に参加できるようになった。
また、既存ワークフローへのシームレスな統合も実現。OutlookプラグインやChrome拡張機能を使用して、GoogleカレンダーやOutlookから直接ビデオ会議をスケジューリングしたり、参加者を会議に招待したりすることが可能となった。
新機能の提供は2015年2月から。
新製品として投入されたLifesize Icon 400は、小さな会議室専用に設計されたビデオ会議製品。手のひらサイズのカメラ一体型ビデオ会議システムで、スマートフォンのようにシンプルで直感的なインターフェイスにより、即座にLifesize Cloudと組み合わせたビデオ会議やコンテンツ共有が始められる。
インストールも簡単で、たった4つのシンプルな手順で利用可能。電源、ディスプレイ、任意のIP接続の順につないでから、Lifesize Cloudのユーザー名とパスワードを入力するだけ。IT担当者のサポートなしで利用できるとする。
Lifesize Cloudと組み合わせることで、プレゼンス対応ディレクトリからのアドホック会議や、仮想会議室でのMeetMe会議まで、あらゆるコミュニケーション方法をサポート。ノートPC、タブレット、スマートフォンからシングル・グループ・コールで最大25人まで参加できる。
提供は2月18日から。
一方のLifesize Icon Flexは、Microsoft Lync、Skype、Google Hangouts、Cisco Jabber、WebExなどのコミュニケーションアプリや、会議ツールとしてCitrix GoToMeetingをすでに展開している企業向けの製品。小規模な会議室環境を完全な会議室ソリューションへと変えるもので、USBでPC/Macにつなぐだけで、ビデオ・音声のキャプチャと処理を同製品がすべて引き受け、画像・音声ともに非常にクリアで質の高い会議を実現する。重役会議室向けシステムに似た性能を備えるとのこと。
提供は3月から。