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Office 365のグループウェア機能を拡張、QESがアドオンを提供

 株式会社QESは16日、Microsoft Office 365の機能を拡張したグループウェアソリューション「グループウェアパッケージ for Office 365」を販売開始すると発表した。

 グループウェアパッケージ for Office 365は、Office 365の標準機能にスケジュール管理や会議室予約などのグループウェア機能を拡張したアドオン。日本企業で必要とされる、会社の組織階層に合わせた表示を可能にするなど、Office 365標準では不足していた機能を補ってくれるという。

 QESではこれまで、SharePoint 2010/2013をグループウェアとして活用できるパッケージ「グループウェアパッケージ for SharePoint」を提供してきたが、ユーザーがクラウドサービスのOffice 365にシフトしていくなかで、グループウェアパッケージ for Office 365を提供することにした。

 具体的には、SharePoint OnlineのWebパーツで実装され、有機的に連携しているので、エンドユーザーはExchange OnlineやLync Onlineの機能を意識することなく、SharePoint Onlineを通じて提供される機能を利用できる。

 インストールはSharePointアプリを導入するだけの簡単設定で、サーバー部分は、QESが契約するMicrosoft Azure上で稼働するため、顧客が運用する必要もない。また、データは顧客が契約したOffice 365のSharePoint Online、Exchange Online内に持つため、別途サーバーを用意する必要もないとのこと。

 価格(すべて税別)は、ユーザー100名までの場合で月額2万円、300名までの場合で月額3万円、500名までの場合で月額5万円など。契約は年間契約となる。

石井 一志