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UCL、監視カメラデータ長期記録を実現した「メディアライター」

 株式会社ユニバーサルコンピュータ研究所(UCL)は17日、監視カメラ映像の長期補完ソリューション「メディアライター」機能強化版を発表した。各社監視カメラ映像をCD・DVD・Blu-rayメディアへ簡単なプロセスでスケジュール発行、日時指定発行できる製品。

 従来の録画機器では記録時間に限界があり、CD・DVDといったディスクメディアへの補完も操作が煩雑になるという課題があった。一方で、食品業界での異物混入事件、金融詐欺事件、重大テロ事件などの発生や、取り調べの可視化・選挙開票・議会記録などにより、監視カメラデータをストレスなく長期保管する要求は高まっている。

 今回の機能強化版では、スケジュール機能により、従来の録画機器からの自動バックアップでCD・DVD・Ble-rayへの長期保管化を可能にした。また、タッチパネルによる簡単な操作によりPC番号を指定するだけで、録画機器から捜査資料としてディスクを容易に作成できるという。

 録画機器は国内外の主要機器に対応。表面印字機能も搭載しており、カメラ情報・日時情報・監視画像サムネイルなどを自動的に書き出し、資料の混在による紛失を防げる。

 食品加工工場・大規模飲食店・金融機関・データセンター・基幹通信センター・警察署・刑務所・ショッピングモール・商店街・オフィスビル・議会会議場・選挙開票センターなどを対象に訴求する。

川島 弘之