SBT、クラウド型ログ管理ソリューション「4DP LogSearch」、社内ログの横ぐし分析も可能

　ソフトバンク・テクノロジー株式会社（以下、SBT）は16日、クラウド型のログ統合管理・分析ソリューション「4DP LogSearch」を提供開始すると発表した。

　「4DP LogSearch」は、さまざまなシステムのログを統合管理・分析するサービス。データを管理・可視化するダッシュボードを利用でき、可視化したい項目により、テンプレートやカスタマイズなどのメニュー選択が可能という。

　このサービスを利用すると、例えば、PC資産管理ソフトのログから従業員のWebアクセス状況、ファイル操作などの状況を時系列で管理したり、サーバーログを取り込んで、外部からの脅威の可視化やレポートを提供したり、社内の機密情報へのアクセス状況やシステム変更などを時系列、アクション別にレポートしたり、といったことを行える。

　また、複数のサーバーやネットワーク機器のログなどを収集し、横ぐしで分析することも可能で、これによって、標的型攻撃や内部からの情報漏えいといったリスクを把握できるので、情報セキュリティ強化に役立つとした。

　なお、サーバーログはエージェントを導入して収集するほか、ネットワーク機器のログはSyslogサーバー経由で収集する仕組み。バッチスクリプトで、APIに対してファイルアップロードすることも可能という。

　価格は、基本料金が初期費用が30万円（税別）、月額費用が6万円（税別、100GB）からで、各種製品との連携テンプレートを提供する連携パック利用時は、初期費用が50万円（税別）、月額費用が6万円（税別、100GB）からとなる。