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AXSEED、スマホ依存から子どもを守るアプリ「まもるゾウ+」
災害時や端末紛失時にも対処可能
(2015/2/6 13:48)
株式会社AXSEEDは5日、家族見守りスマホアプリ「まもるゾウ+」の提供を開始した。災害などの緊急時に利用できる「家族防災ガード」、保護者が子どものスマホ利用を制限できる「チャイルドガード」、スマホ紛失の際に役立つ「プライバシーガード」の3機能を備える。近年、授業中や夜遅くまでスマホの使用をやめられない「スマホ依存」の児童が増加傾向にあるとされるが、その対策としても有効と訴求している。
家族それぞれのスマホにアプリをインストールし、家族登録することで、災害、スマホ依存、紛失時の個人情報漏えいから家族を守れるという。
機能の詳細としては、「家族防災ガード」は、安否確認、避難場所データ表示・検索、家族間メッセージを実現する。災害発生時に電話発信が制限されている環境でも家族間での安否確認ができ、パスワードロック状態でもロック画面の上に確認画面を表示。また、全国約13万件の避難所と約5000件の広域避難所データを収録しており、避難所の検索やルート確認も可能。避難所は標高別に5段階に色分けされ地図上に表示されるので、津波を意識して避難できる(名古屋大学減災連携研究センター 廣井悠准教授監修)。
「チャイルドガード」では、利用できるアプリの制限、許可アプリの利用時間制限、通話時間・発着新番号の設定を実現する。保護者のスマホやPCから子どものスマホに対して使用制限や遠隔操作を行う機能で、指定したアプリのみを利用可能に。累積利用時間や利用曜日、時刻まで細かく制限できるため、学校にいる時間や深夜には利用させないといったことが可能となる。また、通話時間の制限や発着信許可番号の設定により、長時間の通話や知らない番号からの着信も避けられる。
「プライバシーガード」では、紛失した端末のロック・初期化、家族のスマホから鳴動・位置情報の取得を実現する。スマホ紛失時に家族のスマホやPCから端末ロック・初期化することで情報漏えいを防げるほか、マナーモードであっても大きな音を鳴らしたり、位置情報を所得して地図上で表示したりできるので、端末を探す際にも役立つ。
Android/iOSに対応。ただし、iOSは「家族防災ガード」のみ利用可能となる。トライアル期間として現在は無料で使える。今後は集中管理機能を追加した上で、文教分野にも対応していく計画。