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ユニアデックス、複数システムのバックアップを一元管理するクラウドサービス
(2015/1/29 17:26)
ユニアデックス株式会社は29日、複数のクラウド環境に対応するバックアップサービス「まとめてバックアップ for クラウド」を提供開始すると発表した。
「まとめてバックアップ for クラウド」は、複数システムのバックアップ方式を統合できるサービス。企業では、システムごとに別々にバックアップデータを取得し、障害時のバックアップデータのリストア手順も明確化されていないケースが多く見られるが、このサービスを利用すると、複数システムのバックアップの仕組みが統合でき、ITインフラ統制の強化につながるという。
またバックアップ先のクラウド環境は、日本ユニシスグループのクラウド基盤「U-Cloud IaaS」をはじめ、データの重要度やクラウド利用料などの要件に応じて、他社クラウドも選択できるようにした。サービス開始時には、U-Cloud IaaSとAmazon Web Services(AWS)のクラウドサービスへバックアップできる。
なお、バックアップに利用するCommVault Systems Japanのソフト「Simpana(シンパナ)」は重複排除機能を搭載しており、これを用いることで、ユーザー環境からクラウド環境へのデータ転送時に、回線への負荷を抑制できるとした。
サービスは、バックアップ対象のデータ容量に応じた月額従量課金制で提供する。価格は、初期費用が10万円(税別)から、月額費用が100GBで4000円(税別)から。