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エーティーワークス、クラウド型PCログ収集・分析サービス「Logkeeper」

 株式会社エーティーワークスは18日、クラウド型PCログ収集・分析サービス「Logkeeper」を同日より提供開始すると発表した。

 Logkeeperは、社内PC向けの「アクセス管理」「セキュリティ管理」「資産管理」「電源・省電力管理」をクラウド環境で提供するサービス。社内PC(Windows)のログ収集・分析を簡単に行えるため、情報漏えいのリスクを低減でき、内部統制対策にも適しているという。

 操作ログは最大5年間保管され、サービス提供中はさまざまな検索をログに対して行える。また、社内PCへエージェントツールを入れ、管理者画面に登録するだけでログ収集が始まるので、PCのユーザーや管理者の導入・負担を最小限にできるとのこと。

 対象となるログは、ファイル操作ログ、Webのアクセスログ、印刷ログ、デバイスログ(外部記憶装置でファイル操作した履歴)など。また、管理対象端末のハードウェア・OS・ネットワーク情報を検索するハードウェアjy方法検索、購入・リース情報を登録して、管理台帳として利用する購入・リース情報管理、管理対象端末が使用しているソフトウェア情報を自動取得して一覧表示するソフトウェア情報検索など、資産管理に活用できる機能も搭載した。

 加えて、これらの情報をもとに、ファイル名・Webページタイトルといったキーワードを指定して検知するキーワードアラーム設定や、指定した端末に対して、指定ユーザー以外のユーザーがログオンした場合に警告する端末侵入アラーム設定、ソフトウェア情報を使って、管理対象PCに不許可ソフトウェアが導入されたのを検知するソフトウェアアラーム設定など、さまざまなセキュリティ機能も備える。

 価格は、1ライセンスあたり月額800円(税別)で、最小10ライセンスから1ライセンス単位で契約可能。別途、1社あたり1万円(税別)の初期登録料がかかる。

石井 一志