NCIと日商エレ、DDoS攻撃対策のマネージドセキュリティサービス

　エヌシーアイ株式会社（NCI）は17日、グループ会社の日商エレクトロニクス株式会社（日商エレ）と連携し、DDoS攻撃から顧客企業を守る、マネージドセキュリティサービスを提供すると発表した。Arbor Networksの「Pravail APS」を顧客企業に導入し、NCIのSOC（セキュリティ・オペレーション・センター）から運用代行や監視を行う。

　NCIは11月末に専門エンジニアを配置したSOCを設立。日商エレとともにMSSを提供している。今回、新メニューとして「Pravail APS」を対象としたMSSを追加し、顧客企業をDDoS攻撃から保護する。

　Pravail APSは、ネットワークにインラインで設置し、DDoS攻撃のさまざまな手口を検知・防御する製品。DDoS攻撃の種類を容易に確認できるため、それぞれの手口に応じた適切な対策が打てるという。

　MSSでは、日商エレが製品の導入支援を行い、NCIのSOCからリモート監視設定、監視項目設定、24時間365日の稼働監視（PingやSNMP監視など）、Arbor Networksとの連携、情報分析とアラート、インシデント検知時の通知や対策支援を行う。