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「高精度なマルウェア分析」、SCSKが標的型攻撃対策サービス「Lastline」

 SCSK株式会社は8日、米Lastlineの標的型攻撃対策サービス「Lastline(ラストライン)」の提供を開始した。

 Lastlineは、世界中から最新のマルウェア、不正なウェブサイトの情報を独自の手法で収集。一般的な標的型攻撃対策製品で使われている、仮想環境で実際にマルウェアを動作させる確認方法だけではなく、マルウェアそのものを詳細に分析することにより、標的型攻撃に利用される複雑な攻撃手法を把握する。

 導入形態はクラウド型、オンプレミス型から選択が可能。クラウド型は既存のシステム構成を変更することなく導入でき、拠点ごとに高価な専用ハードウェアを導入する必要がない。ネットワークを流れる情報を外部に出したくない場合は、オンプレミス型の分析システムを構築することで、クラウドに情報を一切送信することなくLastlineを利用できる。

 価格は個別見積もり。クラウド版は接続しているユーザー数に対する課金のみとなる。オンプレミス版もユーザー数課金と分析エンジンの初期ライセンス費用のみで、次年度以降の保守費用は発生しない。

三柳 英樹