ニュース

高速分析専用マシン最新版「Oracle Exalytics In-Memory Machine X4-4」

Oracle Exalytics In-Memory Machine X4-4

 日本オラクル株式会社(以下、オラクル)は2日、高速分析専用マシンの最新版「Oracle Exalytics In-Memory Machine X4-4」を発売した。

 BIソフト、インメモリ分析ソフト、ハードウェアを最適化したエンジニアド・システム。ビッグデータ分析に高い性能を発揮する。

 最新版では、ハードウェア面を大幅に強化。同社のエンジニアド・システム用に特化して設計されたXeon E7-8895 v2シリーズを4基搭載し、コア数を1.5倍に。3TB/台のメモリ容量、4.8TBのPCIeフラッシュメモリ、7.2TBのHDD容量をサポートし、従来のバージョンからあらゆる容量が拡大されている。

 機能面では、Oracle Exalyticsのあらゆる機能が「Oracle Database In-Memory」に対応した。最大3TB/台のメモリと合わせて、データマート全体をメモリ上に格納できるため、高速な分析処理を実現するという。

 最新版の提供と併せ、顧客企業のビジネスアナリティクス(BA)導入も支援。(1)国内外のベストプラクティスに基づき、オラクルのコンサルタントが短期間で設計・構築・稼働試験を実施することで円滑な導入・運用を支援、(2)ワークショップを通じて課題解決のためのアーキテクチャおよびロードマップの策定を支援するサービスを提供する。

川島 弘之