CAC、企業の実環境でVDIを試せるレンタルサービス

　株式会社シーエーシー（以下、CAC）は26日、ワークスタイル変革を支援する「フリキタスソリューション」のラインアップに、仮想デスクトップ（VDI）環境の検証用レンタルサービス「フリキタスVDIお試しレンタルパック」を追加すると発表した。価格は99万8000円（税別）で、同日より提供を開始する。

　VDIはセキュリティが担保され、デバイス、時間、場所に縛られない環境で業務が行えるメリットがあるものの、小規模でも導入コストが高く、本格導入前に試験導入して効果を検証することが困難だったという。今回、CACが提供する「フリキタスVDIお試しレンタルパック」は、本番環境と同等のVDI環境を試験的に利用できるサービスで、これによって、企業による実証的なVDI導入検討が可能になる。

　具体的には、実業務で利用する本番環境と同等の仮想デスクトップ環境（10ユーザー）を、6カ月間貸し出す。その間に実際の業務を通じてVDI環境の評価を行うことで、本格導入の参考にできるとした。なお、貸し出しサーバーへの検証用仮想デスクトップ環境の初期構築もCACが担当し、発注から最短10営業日で利用開始できる。さらに、評価・検証後の本格導入やテレワーク活用についても、CACが継続して支援を提供するとのこと。