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パナソニック、法人向け頑丈設計の7型Androidタブレット「TOUGHPAD FZ-B2」

 パナソニックは、法人向けに提供しているタフネスボディが特徴のAndroidタブレット「TOUGHPAD」シリーズの新モデル「TOUGHPAD FZ-B2」を11月下旬に発売する。価格は数量によっても異なるが10万円~としている。

 TOUGHPAD FZ-B2は、耐落下・耐衝撃・防塵(ぼうじん)・防滴性能を備える頑丈設計のAndroidタブレット。主に法人ユーザーを対象としており、建設現場や工事現場などの野外や、管理倉庫や工場といった現場で利用することを想定して、堅牢性とカスタマイズ性の高さが特徴としている。耐環境性能は-10℃~50℃で、低温・高温な環境でも動作する。

 用途に合わせたカスタマイズの要素として、本体一体型のバーコードリーダーを装備できたり、フォークリフトや業務用車両に車載可能なカーマウンターなどが、オプションで用意される。手袋やぬれた手でも操作可能なタッチパネルを備える。

 同製品は7インチ(1280×800ドット)のWXGA TFTカラー液晶マルチタッチパネル、Android 4.4、チップセットは最大2.16GHz駆動のインテルCeleronプロセッサN2930を搭載している。200万画素のフロントカメラと500万画素のリアカメラを備える。メモリーは2GB、ストレージは32GB。

 通信は、Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n、LTE(Xi)、GPSをサポートする「FZ-B2B502KBJ」と、Wi-Fiのみに対応する「FZ-B2B501JAJ」(LTE/GPS非対応)の2タイプが用意される。本体サイズは202.7×132×18mm。重さは「FZ-B2B502KBJ」が約550g、「FZ-B2B501JAJ」が約540g

 「TOUGHPAD」シリーズではこれまで、5インチ、7インチ、10.1インチ、20インチのサイズで、Windows搭載モデルとAndroid搭載モデルをそれぞれ展開してきた(20インチはWindowsのみ)。今回新たに追加された「TOUGHPAD FZ-B2」は、7インチのAndroid搭載モデルで、より高性能なCPUを採用している。

川崎 絵美