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WordPress運用パッケージ「AMIMOTO AMI」でトレンドマイクロのセキュリティ機能を利用可能に

 トレンドマイクロ株式会社と株式会社デジタルキューブは24日、デジタルキューブのWordPress運用パッケージ「AMIMOTO AMI」のセキュリティ対策として、トレンドマイクロのサーバー向けクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Deep Security as a Service」(以下、DSaaS)を提供開始すると発表した。

 DaaSは、AWSのクラウド環境上で実績を持つサーバー向け総合セキュリティ対策製品の「Trend Micro Deep Security」を、SaaS形態で提供するもの。ウイルス対策、ファイアウォール、脆弱性対策、ファイルやレジストリの変更監視、セキュリティログ監視機能など、サーバー保護に必要なセキュリティ機能を一元的に利用できる、また、管理サーバー機能もクラウドサービスとして提供され、導入にあたって管理サーバーを構築する必要がないため、手軽に利用を始められる点が特徴という。

 一方のAMIMOTO AMIは、Amazon Web Services(AWS)のAWS Marketplaceを通じて提供されている、Amazon Machine Image(AMI)を活用したWordPress運用パッケージ。今回はDSaaSが、このAMIMOTO AMIのオプションとして提供されるようになった。

 具体的には、AWS MarketplaceにてAMIMOTO AMIを申し込む際のオプションとしてDSaaSが表示され、まずは30日間無償で利用できる。ユーザーがAMIMOTO AMIと同時にDSaaSをオプション購入し起動すると、インストールされている、アプリケーションの保護に必要な最低限のセキュリティ設定が、自動的に実装されるとのことだ。

 なお、DSaaSのライセンス提供と運用管理はcloudpack(運営:アイレット株式会社)から提供されるので、サーバー管理にかかる負担を低減できるのもメリットとした。

 DSaaSオプションの参考価格は、インスタンスあたり月額4万円(税別)。別途、AMIMOTO AMIの利用料金が必要となる。

石井 一志