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SBTがオムニチャネル化支援サービス、Webとリアルのデータを統合分析

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は、Webサイト、実店舗やリアルイベントなどのあらゆる販売チャネルを統合し、マーケティング戦略を支援する「ワンストップオムニチャネル」支援サービスを9月から開始する。

 同サービスは、iBeaconから生成されるオフラインログデータと、Google AnalyticsなどのWebアクセス解析データをビッグデータプラットフォームで集中管理し、モニタリングや会員分析を実現するもの。統合された各種データは、可視化ツールによってリアルタイムにモニタリングできる。

 オンラインデータとリアルデータを統合・分析し、消費者行動をさまざまな角度から分析することで、各チャネルや各消費者における最適なアプローチを導き出し、企業のオムにチャネル化を加速させるという。オムニチャネル化により消費者一人一人の「顧客体験」を最大化させることで、売上拡大を期待できるとともに、企業のロイヤリティを向上できるという。

サービス概要

 具体的な提供内容は、Webアクセス解析データの結合コンサルティングサービス「SIGNAL」、SaaS型ビッグデータプラットフォームサービス「4D Pocket」、データ可視化ツール「4DP Search」やBIツールとの連携によるデータモニタリング、SBTグループによるアプリ開発およびプロモーション企画(要望に応じて)。

川島 弘之