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社外ユーザー招待が可能に、企業向けSNS「IBM Connections」新版

 日本IBMは24日、企業と顧客、ビジネスパートナーを結び、エンゲージメントを支援する企業向けソーシャルソフト「IBM Connections V5.0」を発売した。SaaS版とオンプレミス版の2種類を用意。参考価格は、オンプレミス版が社内1ユーザーあたり1万9300円(税別)、社外ゲストユーザーは無料。同日より、同社およびパートナー経由で順次提供を開始する。

 IBM Connectionsは、IBM社内で活用されてきたコラボレーションソフト。企業が必要とする「カレンダー」や「ファイル共有」などのビジネス機能に加えて、専門知識を登録し他の人から検索できるようにする「プロフィール」、アイデアや質問を投稿できる「ブログ」や「フォーラム」、Webコンテンツを保存・共有できる「ブックマーク」などの機能を備える。モバイルにも対応し、ユーザーにとって必要性の高いファイルが最新版に自動更新される機能により、外出先でも常に最新情報にアクセスが可能。

 新版となるIBM Connections V5.0では、「社外ユーザー招待機能」を搭載した。コンテンツやプロジェクト別に作成できるワークスペース「コミュニティ」に、ゲストユーザーとして招待できる。ゲストユーザーはIBM Connectionsの各機能を無料で利用できる一方、参照可能な情報は一部のコンテンツに限定できる。

川島 弘之