iPad向け受付アプリ「Smart at reception」、Office 365やGoogle AppsとID連携

　ソフトバンク・テクノロジー株式会社の連結子会社、M-SOLUTIONS株式会社（以下、M-SOL）は26日、iPad向け受付業務アプリケーション「Smart at reception」に、Office 365およびGoogle AppsとのID連携機能を追加したと発表した。

　Smart at receptionは、無人受付を構築するためのiPad向けアプリケーション。来訪者は、訪問先の企業からメールに添付されたQRコードを受け取り、訪問当日、受付のiPadにそのQRコードをかざすだけで、面倒な手続きなしに受付を行えるという。また、名前あるいは部署名から訪問先を検索する機能も搭載しているので、QRコードがない場合でも訪問先へ連絡できるとのこと。

　今回提供を開始するのは、このSmart at receptionと、Office365/Google AppsといったクラウドサービスとのID連携を可能にする追加機能。これまでは個別に登録していた来訪者の情報と会議室の予約を一括で行えるようになるので、日常的なスケジュール管理と連動させたスマートな受付業務を実現するという。

　具体的には、Smart at receptionの管理画面からクラウドサービスのID/パスワードでログインした後、来訪予定を入力すると、空いている会議室を自動的にピックアップしてそのまま予約を行えるようになる。またクラウドサービス側でも、事前にSmart at receptionのメールアドレスを登録しておくことで、会議予定入力と同時に、来訪者登録や受付用QRコード発行を行うURLをメール送信することもできる。