ニュース

モバイル端末から経営状況を手軽に確認できる「経営ノート」

 株式会社サンロフトは、経営データを管理する中小企業向けクラウドサービス「経営ノート」を7月3日にリリースする。

 経営ノートは、PCAなどの基幹業務システムと連携して経営データを管理し、インターネット接続できるPCやタブレットから、経営者がいつでも前日までの実績に基づく損益を確認できるクラウドサービス。4月にリリースした営業支援システム「商談ノート」と同様、サイボウズの「kintone」にて開発された。

経営ノート画面例

 月次・週次・日次などさまざまな期間で最新の売上状況を確認可能。確認したい期間と業績指標を設定し、利用中の基幹業務システムからボタン1つで業績状況の一覧とグラフが出力される。

 利用できるグラフは、棒・円・折れ線などの全9種類。棒グラフでは「集合」「積み上げなし」「積み上げ」「100%積み上げ」と表示方法を変えながら確認できる。データは会議資料にも転載できるため、資料作成の時間を削減できるという。

 業績指標などは経営計画に応じて自由に追加可能。カスタマイズにより、基幹業務システム以外にも、顧客管理、営業支援、商談管理などのシステムとも連携させられる。

 また、外出先からでもモバイル端末を使って現場担当者へコメントが残せるのも特徴。コメントが更新されるとメール通知されるため、経営者のサポートを確実に現場担当者に伝えられるという。

 価格は、初期費用が9万8000円(税別)から、月額費用が5ユーザーで1万5000円(同)から。

川島 弘之