ニュース

システム・テクノロジー・アイ、AWS上で利用できる仮想実機演習管理システム

 株式会社システム・テクノロジー・アイは24日、研修の仮想実機演習管理システム「iStudy Virtual Lab」をAmazon Web Services(以下、AWS)上で利用できる「iStudy Virtual Lab for AWS」を7月より提供開始すると発表した。

 システム・テクノロジー・アイが開催するOracle認定研修をはじめ、IT系の技術研修を受講する受講生が「iStudy Virtual Lab for AWS」にアクセスすることで、自宅や会社からでも教室で行った実機演習が可能となる。

 「iStudy Virtual Lab for AWS」を利用したコースの受講料金は、従来と同じ価格で提供。インターネット環境で実機演習システムが利用できる「iStudy Virtual Lab」を、サービス規模に応じて柔軟に対応し、システム運用軽減や人件費といった運用費を含めたコスト削減のメリットが得られるAWSに配置することにより、受講料金を変更することなく研修実施が可能となった。

 また、システム・テクノロジー・アイでは、研修テキストのペーパーレス化に対応した「ペーパーレス研修」を2009年より導入しており、受講生はテキスト閲覧専用ツール「iStudy Viewer」により、電子ファイルの研修テキストを研修会場だけでなく、自宅や会社でも閲覧や書き込みが行える。「iStudy Virtual Lab for AWS」と併せて利用することで、電子テキストと実機演習がインターネットにアクセスすることで利用できるようになり、効率的な学習が行えるとしている。

三柳 英樹