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住電情報、SaaS型ワークフローにExcel帳票取込機能を追加

 住友電工情報システム株式会社(住電情報)は17日、クラウド型ワークフローシステム「楽々WorkflowIIクラウドサービス」において、Excel帳票取込機能を標準機能として追加すると発表した。

 「楽々WorkflowIIクラウドサービス」は、ワークフローシステム「楽々WorkflowII」を月額課金方式のクラウドサービスとして利用できるサービス。Internet Explorer、Firefox、Chrome、Safariといった複数のPC用Webブラウザに対応するほか、スマートフォンや携帯電話、タブレット端末にも対応するので、モバイル端末を用いて、社内のPCと同様の感覚で申請業務や決済業務などを行えるという。

 今回提供されるExcel帳票取込機能は、普段利用しているExcel帳票のフォーマットを、そのまま申請画面として取り込む機能で、資料のタイトル、項目、けい線、背景色などをブラウザ画面上で再現できる。これによって、電子申請システムの利用に不安がある企業や、ブラウザ画面での入力に抵抗のあるユーザーでも、違和感なく利用できるようになるとのこと。

 利用にあたっては、Excelファイルを楽々WorkflowIIに取り込む簡単な操作だけで、申請用の画面フォームと印刷用の帳票フォームが自動的に作成されるため、申請画面や帳票のフォームを設定する手間は不要としている。

 「楽々WorkflowIIクラウドサービス」の価格は、初期費用が5万円(税別)、月額基本料金が1万円(税別)。またユーザーあたり月額500円が必要となる。

石井 一志