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iPad用リモートアクセスアプリ「Parallels Access 2.0」、Android/iPhoneにも対応

 パラレルス株式会社は17日、Windows・Macへのリモートアクセスを可能にするアプリ「Parallels Access」の新版(バージョン2.0)を発表した。これまでiPadのみで利用可能だったが、Androidスマートフォン・タブレット、iPhoneにも対応した。ユーザビリティを高める新機能や、社内PCへのリモートアクセスの割り当て、管理、セキュリティを集中管理できる「Paralles Access for Business」も新たに提供する。

 Parallels Accessは、社内のPCへスマートデバイスからリモートアクセスできるアプリ。2013年8月の発売以来、高速道路のパトロール隊員、不動産業者、保険外交員、セールスパーソンなどに利用されてきた。外出中に緊急プロジェクトを終わらせなくてはならないのに手元にiPadしかない場合など、あらゆる予想外の事態に対応すると訴求している。

 新版では新たに、Androidスマートフォン・タブレット、iPhoneをサポート。加えて、「Facebook経由のログイン」「Androidのホーム画面からタップ1つでデスクトップアプリを起動」「iOS向けの新しいファイルブラウザ」「マイクを使用するデスクトップアプリで、スマートデバイスのマイクが利用可能」「さまざまなデバイスに合わせて画面解像度の変更」といった新機能を搭載した。

 価格は、1年間で2000円(税込)/ユーザー、または2年間で3500円(同)/ユーザーで、最大5代のPCにリモートアクセスできる。6月末までに新規購入すると、2年間サブスクリプションを特別価格の3000円(税込)で購入できるキャンペーンも行う。

 IT管理者が従業員のアクセス権、アカウントの最割り当てなどを適宜行い、Parallels Accessを集中管理できるParalles Access for Businessも登場。価格は年間5292円(税込)。

川島 弘之