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メラノックス、クラウドのリファレンスアーキテクチャ「CloudX」

レッドハット、ミドクラと共同で推進

 メラノックステクノロジーズジャパン株式会社(メラノックス)は9日、クラウドプラットフォーム構築のためのリファレンスアーキテクチャ「CloudX」を、日本市場で提供すると発表した。レッドハット株式会社、ミドクラジャパン株式会社と共同で推進する。

 CloudXは、パブリック/プライベートおよびハイブリッドクラウドを構築するためのリファレンスアーキテクチャ。具体的なシステムの構築手法や運用方法などをリファレンス化することで、クラウド基盤構築の経験のない利用者でも、少ない設備投資および運用コストで、パフォーマンスに制約のないクラウド環境を享受できるという。

 標準的なサーバー、ストレージ、インターコネクトおよびソフトウェアコンポーネントを活用する、メラノックスのOpenCloudアーキテクチャをベースにしているのが特徴で、インターコネクトには、メラノックスの40Gbpsおよび56Gbsの高速InfiniBand/Ethernetソリューションを活用。レッドハットのOpenStack認定エコシステム、ミドクラのネットワーク仮想化プラットフォーム「MidoNet」と組み合わせ、さまざまなオープンソースソフト(OSS)に対応する基盤が構築できるとのこと。

 なおメラノックスでは、6月11日~13日に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2014」の展示会にて、デモを実施するとしている。

石井 一志