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NTTビジネスアソシエ、Aribaのクラウド型契約サービスなどを3週間で導入

 SAPジャパン株式会社は2日、NTTビジネスアソシエ株式会社が、Aribaのクラウド型契約管理サービス「Ariba Contract Management」とクラウド型サプライヤー実績管理サービス「Ariba SIPM」を、3週間で導入したと発表した。

 NTTグループの経理・財務、人事・給与、福利厚生、社宅管理といった間接業務のシェアードサービスを行っているNTTビジネスアソシエでは、契約、取引先評価、取引先実績といった情報を部署ごとに管理していた。しかし、近年の事業の成長やスピード化に伴い、これらの情報を全社的に共有・見える化し、コンプライアンスを強化すると同時に、作業重複などの無駄を省くことが課題になっていたという。

 NTTビジネスアソシエでは、これらの課題を解決するためのソリューションを模索した結果、調達にかかわる業務領域を包括的にカバーし、企業ごとの優先課題に応じた柔軟な導入アプローチが可能なこと、スモール&クイックスタートで早期に効果を検証できることなどを評価し、Aribaのクラウドソリューションを導入したとのこと。同社では、導入決定後、わずか3週間で稼働を開始し、契約管理の見える化を実現したとしている。

 なお、Aribaは1996年に設立された米国企業で、2012年10月に独SAPによる買収が完了しているが、その後も独立した事業として運営されている。

石井 一志