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ウイングアーク1st、マーケ担当者向けのクラウドBIダッシュボード

 ウイングアーク1st株式会社は2日、マーケティング担当者向けのクラウドBIダッシュボード「MotionBoard Cloud for DMP」を、同日より提供開始すると発表した。インターネット広告をはじめとした各種メディアでの宣伝広告活動、顧客優良化のためのキャンペーン施策効果を、マーケティングダッシュボードによって可視化できるという。価格は、10ユーザーで月額10万円(税別)から。

 「MotionBoard Cloud for DMP」は、マーケティング担当者のためのダッシュボードサービス。企業のマーケティング活動の最適化とROIの最大化を図るために構築された「プライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)」を運用し、各種マーケティングデータを一元管理できる環境を構築している企業のマーケティング担当者が利用すると、コンサルタントや社内IT部門に依存することなく、自らデータを集計・分析可能になるという。

 また、プライベートDMPからのデータに加え、クラウドおよびオンプレミス環境のデータ、PC上のExcelファイルやCSVファイルなどを取り込めるので、分析対象データが各種データベースに分散されている環境でも、データを統合した分析が容易に行える。

 さらに、外部サービスの情報もあわせて提供される。具体的には、気象情報(株式会社ウェザーニューズ)と、人口統計情報(株式会社JPS)、消費者パネル調査(カスタマー・コミュニケーションズ株式会社)といったデータが提供されるとのことで、これらのデータを自社のデータと重ね合わせて分析することで、自社データ分析だけでは見つけることができなかった、新たな気づきを獲得できるとのことだ。

石井 一志