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NTTアイティ、クラウド型映像ベース情報共有サービスを強化

 NTTアイティ株式会社は、映像制作などの効率化を支援する映像ベース情報共有サービスを強化し、プロジェクトコミュニケーション機能とLive&VOD機能を搭載した新版「viaPlatz 2.0 クラウドサービス」として、6月2日より提供開始すると発表した。

 「viaPlatz クラウドサービス」Webブラウザだけで簡単に動画をハンドリングでき、動画やタイムライン上へのコメント書き込みによって、知識やノウハウの共有を行える映像ベースの情報共有サービス。今回提供する「viaPlatz 2.0 クラウドサービス」では、プロジェクトコミュニケーションとLive&VODにより、さらなる共同編集作業の効率化を図るという。

 新機能のうちプロジェクトコミュニケーション機能では、プロジェクトのイベントに応じて、あらかじめ設定されたメールを関係者へ自動配信することが可能。さらに、ディスカッション機能を使ってプロジェクトの課題や進行状況を共有できるため、共同作業における意思の疎通、相互の進行管理が容易になる。

 一方のLive&VOD機能は、映像情報共有に必要な、動画の収集から配信までを迅速に実現する機能。ライブ映像を必要に応じて自動的にVOD(ビデオオンデマンド)化できるほか、これまで通り、動画への書き込みやタイムライン上へのコメント書き込みが可能な動画として、編集・配信を行えるという。

 また、タブレット/スマートフォン(Android/iOS)での操作に対応。タイムライン上のコメントを、縦長表示の場合には動画の下に表示、横長表示の場合には非表示とすることで、表示の切り替えを容易に行えるようにしている。

 価格は利用する機能や最大視聴者数などに応じて変わるが、例として、VODのみ対応の「viaPlatz Light」で、最大視聴者数が10の場合、初期費用が5万円(税別)、月額基本料金が10万円(税別)。VOD、書き込み、ライブのすべてに対応する「viaPlatz Live Standard」で、最大視聴者数が10の場合は、初期費用が15万円、月額基本料金が25万円(税別)となる。ただし、9月30日までに「viaPlatz 2.0 クラウドサービス」を申し込んだ場合に、初期費用を無料にするキャンペーンも実施するとのこと。

 なおNTTアイティでは、映像コンテンツの制作や配信を行う企業、イベント企画を行う企業などを中心に販売を進める考えで、年間100ユーザーの販売を目標としている。

石井 一志