ニュース

NEC、最先端技術ショールームの展示内容を拡充、フロア面積も2倍に

 NECは28日、法人顧客向けショールーム「NECイノベーションワールド」をリニューアルし、29日にオープンすると発表した。

 NECが社会ソリューション事業で実現を目指す“豊かな社会”の姿をより具体的に紹介するため、展示エリア面積を従来の約2倍(535平方メートル)に拡大、展示内容を充実させる。

 展示ブースは、快適・省エネを両立するスマートオフィスや、都市のさまざまな設備の状態の見える化などを実現する「スマートシティ」、監視カメラ映像解析や生体認証など人々の暮らしを守り、安心・安全を提供する「セーフティ&セキュリティ」、ソーシャル分析や音声認識により情報活用を促進する「スマートコミュニケーション」、POSデータとビッグデータを組み合わせた店舗・購買行動分析などでデジタルマーケティングを実現する「スマートショッピング」、SDNやIaaSなどの最先端技術・サービスを提供する「次世代インフラ」、EV/PHV充電インフラや、モバイルカメラで写したものに応じた情報を表示する画像認識などで豊かな暮らしを実現する「暮らしとコミュニティ」に関する6種類を用意。

 併せて、暮らし・ビジネス・パブリックの3つのシーンで社会ソリューションが実現する世界を紹介する「テーマゾーン」、来場者が気軽に体験できる「タッチ&トライ」、グローバルでの事例や先端技術を紹介する「グローバルショーケース」の各コーナーも設置する。

 NECイノベーションワールドは、2004年1月にオープンし、来場者は約8万人を数えるショールーム。NECでは、今回のリニューアルを機に、本施設を活用し、顧客との共創に向けた議論や提案活動に一層注力するとしている。

川島 弘之