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定期勉強会でクラウドの魅力が学べる、中小企業の経営者向けサービス

トーマツイノベーションが開始

 トーマツイノベーション株式会社は、中小企業の業績アップに直結するクラウドサービスとその活用事例を学べる、経営者向けサービス「Cloud Collaboration」を22日より開始した。

 同サービスは、同社が収集した成功事例や、独自の基準で選定したクラウドサービスを勉強会形式で紹介するもの。クラウドサービスのベンダー・専門家、中小企業の経営者を講師に招き、毎週開催する「定期勉強会」と、開催した勉強会の動画やまとめ記事を配信する「会員専用Webサイト」の2つのメニューで構成される。価格は月額4万円(税別)/社で、初年度300社以上、3年間で3000社の導入を目指す。

 近年、クラウドサービスが急速に普及する中、中小企業の導入率が低いという現状がある。総務省の調べによると、クラウドサービスを導入している中小企業は、そうでない企業に比べ、労働生産性が1.36倍であるとの結果も発表されており、導入・活用の促進が課題となりつつある。また、同調査によると中小企業がクラウドサービスを利用しない理由として「必要がない」との解答が最多で、クラウドサービスのメリットが今なお一部の企業にしか浸透していないことが伺える。

 トーマツ イノベーションでは、Cloud Collaborationを通じて、サービス導入の意志決定を行う中小企業の経営者に対し、クラウドサービスの必要性を伝え、その活用を促進する考え。

川島 弘之