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ドリーム・アーツ、クラウド監視センターを沖縄県石垣市に設立

 株式会社ドリーム・アーツは16日、沖縄県石垣市に24時間365日稼働のクラウド監視センター「ドリーム・アーツ石垣オペレーションラボ:DreamArts Ishigaki Operation Laboratry(以下、DiOL)」を設立すると発表した。クラウド上に構築したサービスの運用・監視や、多言語ヘルプデスクなどのサービスを提供する。

 DiOLは、株式会社ドリーム・アーツ沖縄が運営する石垣BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)センターを全面改装し、5月30日に開設。6月1日から稼働する。石垣市が運営する「石垣市IT事業支援センター」内にあり、指紋認証による管理体制と自家発電設備を有するセンターで、24時間365日、顧客のクラウドシステムを運用・監視する。

 ドリーム・アーツグループが提供してきたクラウドサービスやデータセンター事業、多言語コールセンターサービスを融合し、システムの運用監視からエンドユーザーのヘルプデスクまで一気通貫のサービス提供を行う。

 海外拠点のユーザーからの問い合わせにもネイティブ言語で対応。システム利用についての質問に開発ベンダー自身が直接対応するため、スピーディーで質が高いヘルプデスクが実現する。また、将来はドリーム・アーツグループが提供するシステムにとどまらず、顧客がクラウドで利用するシステム全般や業務のオペレーションも包括してサービスを提供する予定としている。

三柳 英樹