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VPP対応のモバイルアプリ管理機能を備えたMDM「MobiConnect for Business」新版

 インヴェンティット株式会社は15日、クラウド型のモバイルデバイス管理(MDM)サービス「MobiConnect for Business」において、最新版「同 バージョン17」を提供すると発表した。

 「MobiConnect for Business」は、スマートフォンに対して遠隔地からのロックやワイプ、データ削除などを行えるMDMサービス。スマートフォンの端末設定やソフトウェア配布も遠隔操作で行え、効率的に端末設定および設定内容の変更を実施できるという。

 新版では、Appleが提供する企業および教育向けVolume Purchase Program(VPP)の管理配布に対応したモバイルアプリケーション管理機能、およびMicrosoftのOpen MDMに対応したWindows 8.1向けMDM機能を提供する。

 VPPの管理配布機能を使うことにより、企業内でまとめて購入したApp Storeアプリケーションを、従業員にライセンスを割り当て利用させることが可能になる。また割り当てたライセンスは、従業員が退職した際などに回収し、別の従業員に新たに割り当てることもできる。なお、この機能を利用するには、「MobiConnect for Business」のオプションサービス「App Square」を申し込む必要がある。

 一方のOpen MDMは、Windows 8.1より搭載されたMDM機能で、端末にMDMエージェントアプリをインストールすることなく、MDM機能を利用できるとのこと。

石井 一志