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佐賀銀行がCRM導入、音声認識アプリで渉外活動を効率化

 株式会社インテックは12日、佐賀銀行へ「F3CRMシステム」を導入したと発表した。2014年4月から稼働している。

 新システムでは、顧客の取引内容や店頭・渉外活動で得られたコンタクト情報を一元管理し、銀行全店で共有可能にする。また、携帯電話からのCRM利用も可能にすることで、店外での顧客情報照会や日報作成といった渉外活動を効率化する。

 携帯電話での日報作成機能には、株式会社フュートレックの音声認識技術「vGate」を活用しており、店外での情報入力負担の軽減や報告漏れの削減に寄与。また、同システムは日本ユニシスの勘定系システム「BankVision」と連携している。

 「F3」は、インテックが提供する金融機関向け情報システムの総称。CRM、SFA、コールセンターシステムなどを業務単位のコンポーネントとして提供するのが特長で、すでに90社以上の金融機関に採用されている。

川島 弘之